TPPと米
日本がTPPに参加することになれば、関税が撤廃され、日本の
農家が大きな打撃を受けることになります。
現在お米には700%以上に相当する関税がかけられており、輸
入米は市場にあまり出回っていません。しかし関税がなくなれ
ば、当然安い輸入米がお店に並び、それを買う消費者も増える
でしょう。
農林水産省の試算では9割が輸入米となり、残りは魚沼産など
のブランド米や、有機栽培されたものだけになるとされています。
アメリカでは「コシヒカリ」や「ササニシキ」が生産され、関
税撤廃に向けて準備されているそうです。今までは輸入米は美
味しくないというイメージでしたが、美味しいお米であれば、
安いものを選ぶ人が多いでしょう。
逆に考えれば、消費者にとっては選択肢が増えるので、良いこ
とだと思う人もいるかもしれません。しかし輸入の農作物ばか
りに頼ってしまうと、世界同時の食糧不足になった時に、日本
には備蓄がなく食糧飢饉ということになってしまいます。
またTPPに参加することで、関税に関してだけではなく品質面
での影響も受けます。品質検査のルールも統一されるので、残
留農薬なども現在より規制が緩くなるとされています。